F1 2011 Rd.14 シンガポールGP決勝
F1第14戦シンガポールGPは、2時間近いレースとなりました。
(注意、結果が書いてあります)
今回のレース結果によってはベッテルのチャンピオン決定もあるシンガポールGP。
決勝はベッテルがスタートでトップをキープすると、
終盤こそ2位との差が接近しましたが、
ピット作業中でも順位を落とすことなくパーフェクトウィン!
今シーズン9勝目を3連勝となるポール・トゥ・ウィンで決めました。
2位はバトンでベッテルのチャンピオンをかろうじて阻止、
3位ウェバー、スタートで4位に後退しましたが、
コース上でアロンソを抜いてレッドブルの1-3フィニッシュ。
4位アロンソでチャンピオンの可能性が消えました。
以下ハミルトン、ディ・レスタ、ロズベルグ、スーティル、
マッサ、ペレスまでが入賞圏内。
フォースインディアは2台ともトップ10フィニッシュの好結果、
ハミルトンはマッサと接触したことでペナルティを受けて後退、
マッサはパンクによって順位を落とす結果になりました。
シューマッハはペレスとのバトルの際に激しくクラッシュしてリタイア、
このクラッシュでセーフティカーが入り、ベッテルのピットタイミングによって
小林は周回遅れにされて順位を上げられなくなり、
2周遅れの14位で完走となってしまいました。
<決勝>
1 1 S.ベッテル 61 1:59:06.757
2 4 J.バトン 61 + 1.737
3 2 M.ウェバー 61 + 29.279
4 5 F.アロンソ 61 + 55.449
5 3 L.ハミルトン 61 + 1:07.766
6 15 P.ディ・レスタ 61 + 1:51.067
7 8 N.ロズベルグ 60 + 1 Lap
8 14 A.スーティル 60 + 1 Lap
9 6 F.マッサ 60 + 1 Lap
10 17 S.ペレス 60 + 1 Lap
11 12 P.マルドナド 60 + 1 Lap
12 18 S.ブエミ 60 + 1 Lap
13 11 R.バリチェロ 60 + 1 Lap
14 16 小林可夢偉 59 + 2 Laps
15 9 B.セナ 59 + 2 Laps
16 20 H.コバライネン 59 + 2 Laps
17 10 V.ペトロフ 59 + 2 Laps
18 25 J.ダンブロシオ 59 + 2 Laps
19 22 D.リチャルド 57 + 4 Laps
20 23 V.リウッツィ 57 + 4 Laps
21 19 J.アルグエルスアリ 56 + 5 Laps
21 J.トゥルーリ 47 + 14 Laps DNF
7 M.シューマッハ 28 + 33 Laps DNF
24 T.グロック 9 + 52 Laps DNF
ドライバーズポイントはバトンが2位に浮上しました。
残りは5レース、最大125ポイントなので、
バトンのみチャンピオンの可能性が残されていますが、
5レースとも優勝し、ベッテルが全てノーポイントが条件。
日本GPでベッテルがチャンピオンを獲得するには、
ベッテル10位以内、11以下でもバトンが2位以下で決定します。
<ドライバーズ・ポイント>
1 - 309P セバスチャン・ベッテル
2 △ 185P ジェンソン・バトン
3 ▼ 184P フェルナンド・アロンソ
4 - 182P マーク・ウェバー
5 - 168P ルイス・ハミルトン
6 - 84P フェリペ・マッサ
7 - 62P ニコ・ロズベルグ
8 - 52P ミハエル・シューマッハ
9 - 34P ヴィタリー・ペトロフ
10 - 34P ニック・ハイドフェルド
11 △ 28P エイドリアン・スーティル
12 ▼ 27P 小林可夢偉
13 △ 20P ポール・ディ・レスタ
14 ▼ 16P ハイメ・アルグエルスアリ
15 ▼ 13P セバスチャン・ブエミ
16 - 9P セルジオ・ペレス
17 - 4P ルーベンス・バリチェロ
18 - 2P ブルーノ・セナ
19 - 1P パストール・マルドナド
コンストラクターズは順位に変動はありません。
次戦でレッドブルがチャンピオンが決定する条件は
レッドブルとマクラーレンの差が34ポイント開く必要があります。
<コンストラクターズ・ポイント>
1 - 491P レッドブル・ルノー
2 - 353P マクラーレン・メルセデス
3 - 268P フェラーリ
4 - 114P メルセデスGP
5 - 70P ロータス・ルノーGP
6 - 48P フォースインディア・メルセデス
7 - 36P ザウバー・フェラーリ
8 - 29P トロロッソ・フェラーリ
9 - 5P ウィリアムズ・コスワース
次戦日本GPは、10月7~9日に行われます。
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昨晩、予選時に見た予報では雷雨と書かれてましたので、心配された雨も降らなくて良かったです。
クラッシュは多めでしたけど、そこまで荒れなかったような…? シンガポールの割には、の文章を足しますが。(おぃ)
ペレス…ロズベルグとはノーカウントでしたけど、ミハエルの件は大丈夫だったのかなぁ、と心配に。地上波では触れずじまいでしたからね。
それとも、片方がリタイアしたから、レース後審議となったのだろうか。青葉さんも何かあれば書くと思われますが、個人的にも後で調べてみます。
カムイは不運レベルが最高だったので、あえて触れません。(汗)
最後…優勝タイムは1:59:06.8で、2時間ギリギリ。
レースに「たられば」はいけませんけど、アルグの件(or 別のアクシデント)が何周か早ければ、2時間ルールも含めて予想外の展開になったかも?
今回は、その可能性の視点で面白かった気がします。
P.S.
昨日(予選中)、毎度おなじみの順位予想(ウェバー、ベッテル、バトン、アロンソ、ロズベルグ、ディレスタ、マッサ、可夢偉、バリチェロ、ペレス)をしましたが、本当にディレスタが6位に来るとは思いませんでした。
そんな訳で、レースの終盤は彼の動きばかりを気にしてました。(笑)
投稿: 浅田幸一 | 2011年9月26日 (月) 01時51分
市街地レースにしては完走率が高かったですよね。
小林可夢偉は予選から流れが変わったような気がします。
フォースインディアにとっては嬉しい結果だったと思います^^;
投稿: 青葉緑 | 2011年9月26日 (月) 02時26分