IndyCar 2011 Rd.17 Las Vegas (2)
インディ最終戦は2000年以来の開催となるラスベガスです。
久々のラスベガス、最終戦とあって金曜の夜には祭りムードでした。
今回は特殊なルールがあり、インディドライバー以外の参戦者で
優勝した者には500万ドルの賞金が出ることになっていましたが、
参加者が現れずに中止、その代わりに"Go Daddyチャレンジ"という、
最下位からのスタートで優勝したら500万ドルの賞金というルールが設けられ、
ウェルドンがこれに挑戦することとなりました。
予選はカナーンがポールポジションを獲得、
チャンピオン争いをするフランキッティは18番手、
パワーは17番手でともに後方からのスタートとなりました。
佐藤琢磨は16番手スタート、ウェルドンは前述の通り最下位から、
なおライスはホワイトラインカットで予選タイム抹消(34番手タイム)となっています。
<予選>
1 82 T.カナーン 0:50.0582 222.078mph
2 2 O.セルビア 0:50.0619 222.061mph
3 67 E.カーペンター 0:50.1867 221.509mph
4 98 A.タグリアーニ 0:50.2273 221.330mph
5 6 R.ブリスコー 0:50.2728 221.130mph
6 26 M.アンドレッティ 0:50.2730 221.129mph
7 28 R.ハンターレイ 0:50.2931 221.040mph
8 38 G.レイホール 0:50.3118 220.958mph
9 7 D.パトリック 0:50.3194 220.925mph
10 27 M.コンウェイ 0:50.3201 220.922mph
11 3 H.カストロネベス 0:50.3235 220.907mph
12 17 W.カニンガム(R) 0:50.3501 220.790mph
13 9 S.ディクソン 0:50.3673 220.715mph
14 06 J.ヒンチクリフ(R) 0:50.3703 220.701mph
15 4 JR.ヒルデブランド(R) 0:50.3846 220.639mph
16 5 佐藤琢磨 0:50.3874 220.627mph
17 12 W.パワー 0:50.4109 220.524mph
18 10 D.フランキッティ 0:50.4188 220.489mph
19 44 B.ライス 0:50.4540 220.335mph
20 34 S.サーベドラ(R) 0:50.4589 220.314mph
21 19 A.ロイド 0:50.5351 219.982mph
22 83 C.キンボール(R) 0:50.5443 219.942mph
23 22 T.ベル 0:50.5733 219.816mph
24 57 T.シェクター 0:50.6477 219.493mph
25 11 D.ハミルトン 0:50.6984 219.273mph
26 14 V.メイラ 0:50.8403 218.661mph
27 8 P.トレーシー 0:50.8598 218.577mph
28 15 J.ハワード 0:50.8987 218.410mph
29 77 D.ウェルドン 0:50.9578 218.157mph
30 30 P.マン(R) 0:50.9587 218.153mph
31 24 A.ベアトリス(R) 0:50.9637 218.132mph
32 78 S.デ・シルベストロ No time DNQ
33 59 EJ.ヴィソ No time DNQ
34 18 J.ジェイクス(R) 0:50.4410 DNQ
決勝、カナーンがトップをキープしてスタート、
フランキッティが17位に、パワーが18位に上がりました。
佐藤は11位まで浮上しましたが、すぐに14位まで下がります。
34台がひしめく接近戦の中で11周目に突入、
ターン1でヒンチクリフの右リアと、カニンガムの左フロントが
軽い接触を起こすと、カニンガムが左へハーフスピン、
そこへ後続のマシンが突っ込み4台がウォールにクラッシュ。
そのクラッシュの回避行動を取った後続のマシンが
スピンや接触を起こして、3台が宙を舞うビッグワンとなってしまいました。
クラッシュに巻き込まれたのは15台、リタイアしたのは
カニンガム、ヒルデブランド、ベル、ハワード、シェクター、
キンボール、トレーシー、ヴィソ、ウェルドン、ロイド、マン、パワー、ライスの13台。
12周目にレッドフラッグが振られてレースは中断、
パワーやマン、ヒルデブランドなどはコース内の病院に運ばれましたが、
特に酷かったウェルドンはヘリコプターで病院へ直行。
しかし中断から2時間を過ぎ、ウェルドンの死が発表されました。
レースはキャンセルとなりチャンピオンはフランキッティに決定、
(続行されていてもパワーがリタイアした為に確定していました)
ウェルドンに捧げる5周のパレードラップによって、
2011年のインディカー・シリーズは幕を閉じました。
今回の最終戦は無効となったので、予選のポイントもありません。
従って前戦と同じポイントのままの結果となります。
最終結果はフランキッティが3年連続4度目のチャンピオンに輝きました。
(チーム争いでもチップ・ガナッシのチャンピオンとなっています)
2位にロードコース総合1位のパワー、
3位はオーバルの総合1位になったディクソンとなりました。
今回でインディを引退するダニカ・パトリックは総合10位、
悲しみの引退レースとなってしまいました。
昨年総合21位だった佐藤琢磨は13位と順位を上げてシーズンを終えました。
今年は予選ポールを獲得するなど期待させるレースも多かったです。
<ドライバーズポイント>
1 - 573P ダリオ・フランキッティ
2 - 555P ウィル・パワー
3 - 518P スコット・ディクソン
4 - 425P オリオール・セルビア
5 - 366P トニー・カナーン
6 - 364P ライアン・ブリスコー
7 - 347P ライアン・ハンターレイ
8 - 337P マルコ・アンドレッティ
9 - 320P グラハム・レイホール
10 - 314P ダニカ・パトリック
11 - 312P エリオ・カストロネベス
12 - 302P ジェームス・ヒンチクリフ(R)
13 - 297P 佐藤琢磨
14 - 296P J.R.ヒルデブランド(R)
15 - 296P アレックス・タグリアーニ
16 - 287P ヴィットール・メイラ
17 - 260P マイク・コンウェイ
18 - 241P EJ.ヴィソ
19 - 233P チャーリー・キンボール(R)
20 - 225P シモーナ・デ・シルベストロ
21 - 212P アナ・ベアトリス(R)
22 - 189P ジェームス・ジェイクス(R)
23 - 188P セバスチャン・ボーダイス
24 - 183P ジャスティン・ウィルソン
25 - 178P セバスチャン・サーベドラ(R)
26 - 175P エド・カーペンター
27 - 85P アレックス・ロイド(R)
28 - 75P ダン・ウェルドン
29 - 68P ポール・トレーシー
30 - 67P ラファエル・マトス
31 - 56P サイモン・ペジノー(R)
32 - 52P トーマス・シェクター
33 - 49P マーティン・プローマン(R)
34 - 42P バディ・ライス
35 - 40P タウンセンド・ベル
36 - 37P ジョルジョ・パンターノ(R)
37 - 36P ウェイド・カニンガム(R)
38 - 32P ピッパー・マン(R)
39 - 30P バートランド・バゲット
40 - 27P ジェイ・ハワード(R)
41 - 26P デイビー・ハミルトン
42 - 16P ジョン・アンドレッティ
43 - 12P 武藤英紀
44 - 10P ディロン・バティスティーニ(R)
45 - 10P ホーピン・タン(R)
46 - 10P ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(R)
47 - 0P スコット・スピード
48 - 0P ブルーノ・ジュンケイラ
2012年の日程はまだ確定していないので載せませんが、
セントピータースバーグから開幕し、
バーバー、ロングビーチ、サンパウロ市街地とロードの4戦、
インディ500は5月27日、ベルアイルが復活し、
テキサス、アイオア、ボルチモア市街地、オートクラブ、ラスベガス、
そして最終戦にエドモントンで行われる予定です。
使用されるマシンも大きく変わり、
そのマシンテストにはウェルドンが開発に関わっていたこともあり、
ダラーラのマシン名には彼の頭文字を取って"DW001"と名付けられました。
エンジンはホンダのワンメイクからシボレーとロータスが参戦、
日本人では佐藤琢磨の状況がまだ決まっていませんが、
来年さらなる飛躍を期待したいところです。
今年は悲しい出来事で終了しましたが、
来年は彼が開発に携わったマシンで、
すばらしいレースが見られることを期待しようと思います。
2012年開幕戦はセントピータースバーグで、3月25日に決勝が行われます。
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