WRC 2011 Rd.13 ラリー・グレートブリテン
WRC最終戦はイギリスで行われました。
最終戦は今年もウェールズ・ラリーです。
チャンピオン争いはローブとヒルボネンに絞られ、
2人の争いが注目されました。
デイ1から2人のトップ争いが続き、
SS6でヒルボネンがトップに立ちましたが、
SS7でトラブルが発生、SS8でデイリタイアすると、
結局復帰出来ない状態となり、最終戦をリタイアに終えました。
この時点でローブの8年連続チャンピオンが決定しました!
その後ローブとラトバラのトップ争いとなり、
SS15でラトバラが首位を奪います。
しっかりとついて行くローブでしたが、
SS18終了後のリエゾンで一般の対向車と激突し、
ここでリタイアに喫しました。
2位以下に3分以上差を付けていたラトバラは、
その後も差を広げていき、今シーズン初優勝を飾りました!
2位はオストベルグ、3位ソルベルグ、
ライコネンはリタイアに終えています。
<結果>
1 4 J-M.ラトバラ(フォード)
2 6 M.オストベルグ(フォード)
3 15 H.ソルベルグ(フォード)
4 52 K.ミーク(ミニ)
5 5 M.ウィルソン(フォード)
6 18 O.タナク(フォード)
7 10 E.ノビコフ(シトロエン)
8 9 D.カイパース(フォード)
9 43 K.ブロック(フォード)
10 17 A.アラウージョ(ミニ)
11 2 S.オジェ(シトロエン)
20 37 D.ソルド(ミニ)
35 12 D.オリベイラ(ミニ)
ドライバーズポイントの最終結果です。
昨年のローブ276P、ラトバラ171Pのような大差にはなりませんでしたが、
ローブの連覇を阻止することは誰も出来ませんでした。
しかし最終戦までもつれた争いになったことで白熱しましたね^^
<ドライバーズポイント>
1 - 222P S.ローブ
2 - 214P M.ヒルボネン
3 - 196P +3 S.オジェ
4 - 172P +1 J-M.ラトバラ
5 - 110P P.ソルベルグ
6 - 88P M.オストベルグ
7 △ 63P M.ウィルソン
8 ▼ 59P +2 D.ソルド
9 - 59P H.ソルベルグ
10 - 34P K.ライコネン
11 △ 25P K.ミーク
12 - 21P D.カイパース
13 ▼ 20P F.ビラグラ
14 ▼ 15P K.アル・カシミ
15 △ 15P O.タナク
16 ▼ 14P J.ハンニネン
17 △ 12P E.ノビコフ
18 ▼ 10P H.パドン
19 ▼ 7P M.プロコップ
20 ▼ 6P P-G.アンダーソン
21 ▼ 6P M.コジオスコ
22 △ 6P K.ブロック
23 ▼ 5P A.アラウージョ
24 ▼ 4P O.サリウク
25 - 2P P.ヴァン・メルクステインJr.
26 - 2P B.グエラ
27 - 2P P.カンパナ
28 - 1P B.スーザ
29 - 1P P.フロディン
30 - 0P N.アル・アティヤ
31 - 0P K.クルーダ
コ・ドライバーの上位はこのようになりました。
今年もローブのパートナー、エレナがチャンピオンに輝いています。
<コ・ドライバーズポイント、トップ10>
1 222P D.エレナ
2 214P J.レイティネン
3 193P J.イングラシア
4 146P M.アンティラ
5 110P C.パターソン
6 70P J.アンダーソン
7 57P C.デル・バッリオ
8 53P S.マーティン
9 44P I.マイナー
10 34P K.リンドストローム
マニュファクチャラーは以下の通り、
今年もシトロエン・トタルのチャンピオンとはなりましたが、
フォード・アブダビも27ポイント差で接近した結果になりました。
<マニュファクチャラーズポイント>
1 - 403P Citroen Total World Rally Team
2 - 376P Ford Abu Dhabi World Rally Team
3 - 178P M-Sport Stobart Ford Rally Team
4 - 98P Petter Solberg World Rally Team
5 - 54P FERM Power Tools World Rally Team
6 - 54P Team Abu Dhabi
7 - 38P Munchis Ford World Rally Team
8 - 27P Monster World Rally Team
9 - 16P Van Merksteijn Motorsport
10 - 7P Brazil World Rally Team
Ex 0P Ice 1 Racing
今年は最終戦までもつれる争いになりました。
来年もヒルボネンやラトバラの巻き返しや
ローブの9連覇なるか、注目したいと思います。
« F1 2011 Rd.18 アブダビGP決勝 | トップページ | F-Nippon 2011 Spirnt Cup 富士 »
「[motorsports] WRC」カテゴリの記事
- WRC 2012 Rd.5 ラリー・アルゼンチン(2012.05.06)
- WRC 2012 Rd.4 ラリー・ポルトガル(2012.04.04)
- WRC 2012 Rd.3 ラリー・メキシコ(2012.03.14)
- WRC 2012 Rd.2 ラリー・スウェーデン(2012.02.15)
- WRC 2012 Rd.1 ラリー・モンテカルロ(2012.02.10)
コメント
« F1 2011 Rd.18 アブダビGP決勝 | トップページ | F-Nippon 2011 Spirnt Cup 富士 »
今年はウェールズ縦断ラリーだったんですね。
F1放送後に調べてたら、SSが点々としており、昔のカーディフ一極集中型で無かったから驚きました。(つまりはWRCから離れているので、ついていけてないだけ)
ヒルボネンとローブがリタイア、オストベルグ再び大活躍。
日本の場合、競技に参加するラリーカーは税関で特別扱いされるから、ローブと同じ事が日本で起きたらどうなるんだろう…マシンは工場に送り返すだろうけど。(汗)
ラトバラは将来のチャンピオンだと思いたいんだけど、オジェが居るし…ヒルボネン化(失礼ながら)しそうです。
投稿: 浅田幸一 | 2011年11月15日 (火) 10時41分
今回はローブがリタイアに終わっていたので、
ヒルボネンが上位完走していれば・・・なんて思ってしまいました。
でもそうなっていればリエゾンで走る時間がずれて、
ローブも接触しなかったかもしれないでけどね。
投稿: 青葉緑 | 2011年11月15日 (火) 20時40分